もし、あなたが何も知らずに長年にわたって出
資法により年利の高い利息を払い続けていたら、過払い金もかなりの額になり、結果的
にその分だけ元本が減っていると思われます。
そう言われてもピンとこないかもしれませんので、ここで3年間ではどのようになるのか例をあ
げてみましょう。
3年間の元本減額はいくら?
もし、あなたが何も知らずに長年にわたって出資法により年利の高い利息を払い続けていたら、過払い金もかなりの額になり、結果的にその分だけ元本が減っていると思われます。
そう言われてもピンとこないかもしれませんので、ここで3年間ではどのようになるのか例をあげてみましょう。
借りた額は50万円、
年利率29.2%、毎月の返済額は2万3000円と設定します。
●年利29.2%で返済した元本分・・・
39万24円(支払った利息は43万8000円)
●年利29.2%で残りの元本 ・・・ 10万9976円
3年ではまだ10万円以上も元本が残っていて、これを返済しようとすると10ヶ月以上が必要となります。
しかし、引き直し計算をすると以下のようになります。
●年利18%で3年返済した元本分 ・・・ 55万8024円
返済額が元本を上回っていますね。
これは返済が終わったということを意味しているのです。
なんと、引き直し計算をすると、50万円を借りた分が3年もかからずに返済できたということになります。
返済期間をしては1年も違いが出るということなのです。