専門家に相談しましょう
まだまだ世の中には、借金解決法=自己破産と思っている人が少なくありません。
しかし、これからは最初に借金には本当に返さなくてはならない借金と返さなくても構わない借金があるということを覚えておきましょう。
借金の利息の計算方法には、利息制限法と出資法と2種類あります。
そして、本当に返さなくてはならないのは、利息制限法で引き直し計算をした借金なのです。
ところが今までの貸金業者は出資法という、利率が高い計算に基づいて高い利息をつけていたのです。
しかし、平成18年1月の最高裁判所にて出資法に基づく利息は取ることができなくなりました。
ではここで、今まで高い利息を払ってきた人には何が起こるでしょうか。
もし、支払わなくてもよい利息を
支払っていた人はその金額が元金へ充当され、その分の借金が減ります。
その金額が元金を越えることがあれば、
いわゆるそれは過払い金として手元に戻ってくるのです。
先述のAさんの場合、その金額が257万円だったのです。
このように引き直し計算をすると、特にサラ金や信販会社から借金をしていた場合は返しすぎていたことが判明することが多いのです。
もし、あなたが債務整理をしたいと専門家に相談していただければ、専門家はいろんな状況や条件を加味した上で、あなたの債務整理を一緒に考えくれます。
いくら現状が辛くとも
勝手に自己破産をするなど決めつけてはいけません。
専門家に相談することで、
違った解決方法を見つけることができるかもしれないのです。