過払い金請求成功例③

任意整理  過払い金

債務整理において任意整理を選択した場合、過払い金で元本の減額ができたという例はよくあります。
これは現在も借金返済に苦しんでいる人の悩みですが、現在はもう借金返済に苦しんでいるわけではない人(完済してしまった人)でも、過払い金の返還請求ができます。


債務一覧表を作る場合には完済した業者の情報も忘れずに記入するようにお願いしていたのはこの可能性があるからです。

たとえば、Fさんの奥さんの例を見てみましょう。
Fさんは11社から総額700万円近い借金がありましたが、引き直し計算をおこなったところ、そのうちの7社に過払い金があることが判明しました。
そこでその取り戻した過払い金で残り4社の借金を全て返済することができたのです。

これだけでも相談した甲斐があったと思うでしょうが、話はこれからです。
この11社以外にもFさんの奥さんは別の業者3社に完済した借金が過去にありました。
その3社に完済できたのは、今からそれぞれに2ヶ月前、1年前、2年前となっていました。

過払い金はたとえ完済していても10年以内であれば返還請求をすることができますので、引き直し計算をしてみたところ、3社合計で610万円もの過払い金があることが判明しました。
そしてFさん夫妻は完済していた業者に対して過払い金の返還請求をして、610万円をきちんと取り戻したのです。

完済した業者から過払い金から返還されれば、今の生活はぐっと楽になります。
少し面倒でも心当たりがある方は確認させることをお勧めします。