借金一覧表の内容
自分に合った債務整理を選択するには、借金の現状を知ることから始めなくてはなりません。
お勧めしたいのが「債務一覧表」を作成することです。
これがあると自分でも漏れがないかどうかを確認しやすいですし、専門家に相談する時にも話が早く進みます。
一般的に債務一覧表には次のような事柄を記入します。
【借金している相手の名前・住所など】
現在、自分が借金をしている業者を全て書き出しましょう。
現実を見るのは辛いかもしれませんが、ここに全て書くことが今後に生きてくるのです。
【現在の借金残高】
現在のありのままの借金額を書き出しましょう。
はっきりわからなければ、とりあえずは貸付業者が言う残高でも構いません。
【いつから借りたか】
貸付業者と取引をスタートさせた時期のことです。
最初の契約書があればよいのですが、なければその後の取引履歴がわかるものでも構いません。
これがわかると過払い金があるかどうかをチェックすることができるようになります。
【いつまで支払ったか】
最後に支払いをした日のことです。
これがわかれば滞納期間もわかります。
この債務一覧表を作るにはあまりにも昔のことすぎるということもあるかもしれませんが、できる限りのことは書くようにしてください。
それが後で自分に返ってくるかもしれないのです。
場合によっては個人信用情報機関に問い合わせるという方法もあります。
個人信用情報機関では金融機関との取引などから個人の情報が登録されていて、5~7年ほどは保管されています。
司法書士や弁護士に相談すれば、個人信用情報機関に問い合わせてくれます。