さて、このページでは、管理人が、体験した自己破産について、書いてみましょう。
管理人は、実は、インターネット詐欺に引っかかり、それを取り返すためにFX、日経225先物miniに挑みましたが・・・、
大負け orz・・・。
借金まみれで、それを取り戻すために、資金のかからないインターネットビジネスで、がんばって、なんとか、月、15万~20万稼げるようになったのですが、それでも、借金は返せずに、他のサラ金などの会社から借り入れたりして自転車操業でした。
そんな中、新聞の地方紙の1面に、弁護士が、インタビューされていました。
その中で、弁護士に相談に来て、負債を1,000万円圧縮した人・・・自殺を考えてたけど、自己破産で救われた人の記事があり、管理人も相談に行きました。
管理人の場合は、大手サラ金と大手クレジット会社から借り入れしていたという状況なので、このページに訪れてきた人には、参考になるかどうかわかりませんが、 その時のやりとりを伝えておきましょう。
その日は、2008年北京オリンピック開催の年チベット動乱で世間が、騒がれていた4月初旬。
小雨が降る中、管理人は、車を稼動させる金もないので、歩いて小一時間「ハァハァ」息を切らせながら 歩いていきました。
その弁護士事務所の場所は、あらかじめグーグルアースで調べていたので、わかってましたが、位置が少しずれていて、右往左往してなんとか、時間にピッタリ着きました。
借金などの問題をかかえている人が、たくさんこの地方には、多くて、4日前から予約を入れて無いといけないほどなので、時間が遅れると大変です。
なんとか、着いてから、15分間ほど、事務員さんから あらかじめフォーマットされた、紙を渡されて、これに状況を書いてくれといわれ、書き終わってから、弁護士と面会です。
面会する時には、借金している会社のカードを全て持って行った方がいいでしょう。
借金している会社の明細書も、もちろん持って行きますが、あまり詳しくは見られませんでした。
何をチェックするかというと、あらかじめ1枚の紙に簡単に書いた、サラ金とクレジット会社 1社につきいくら借金があって、毎月、いくら支払っているかということです。
その場合は、誰でも知っている大手サラ金やクレジット会社は、名前でチェックできますが、マイナーな会社は、カードの裏に書いている住所とか調べているみたいでした。
また、マイナーでない会社も・・・例えば、大手百貨店ですね。
名前は、その百貨店のカードで、カードに記載されている、クレジット会社も大手ですが、回収する会社が違うとかあるみたいです。
まぁ~とにかく弁護士に相談する時には、借金先のカードを持っていきましょう。
その他は、あらかじめ、面会の前に書いた紙の内容の再確認です。
例えば、家族構成とか、過去の借金歴、現在、持っている財産・・・車とか家とか・・・。
結論から言いますと、 アッサリ「自己破産してください」^^;でした。
自己破産というと「破産」という漢字で大変なイメージがあるかもしれませんが、拍子抜けするぐらい軽いものでした。
ただし、管理人の場合は、在宅で何とか商売をして収入を得ているのですが、実家に光熱費とかの基盤があります。
そのためなのか、弁護士から
「親に相談して了承を貰ってから親の通帳のコピーなどその他モロモロ提出できるようならまた、電話をしてください。」
と言われ、面会自体は、15分くらいで終わりました。
その面接では、具体的な、破産手続きに要するお金は、言われませんでした。
裁判所へ出頭
そして、2度目にその他モロモロの書類を持っていった時に、33万円と言われたのですが、通常は30万円でしたが、
カードの数が多過ぎるので3万増しとか・・・^^;
その日は、10分も弁護士事務所を滞在せずに帰ってきて、即、生命保険を解約しまして、弁護士事務所の口座へ振り込みました。
あとは、弁護士任せですが、20日後くらいに弁護士と最終打ち合わせをして。
「裁判所から呼び出しがありましたら連絡します。」
とのことで、連絡待ちです。
それから、また更に2週間後ぐらいに弁護士事務所から連絡があり、某月某日に裁判所に出頭してくださいとのことで、裁判所に提出する1枚ペラの用紙が送られてきましたが、この用紙は、住所、氏名などを書いて、裁判所に手続きを依頼するための形式的な書類だったような気がします。
そして、裁判所へ行った当日・・・。
ドキドキしながら、裁判所に行ったのですが、田舎の裁判所なので、玄関を入ったときは、人っ子一人も居ませんでしたが、丁度、若い女性の職員が、歩いてきたので、「自己破産者ですが、どこに行けばいいのですか?」と質問したところ、不愛想な顔をしながら、「2階の廊下で待っていてください」といわれて、2階廊下へ上がり、そこのソファーに座ってたら10分後に弁護士が現れましたが、なんと!みすぼらしい、60代?のおばさんも
一緒で、その人も自己破産者でしたので
「いろいろな人が、いるんだなぁ~。」
「そういえば、2回目に弁護士事務所へ行ったときに、結構、60代以上くらいの客の、男性や女性が闊歩してたっけ。」
「弁護士・・・儲かってるのかぁ~??」
などと、考えていたら、裁判所の調停委員?に呼び出されて弁護士と一緒に部屋に入ったのですが、その時に弁護士も付き添わない、1人で出てき中年の女性とスレ違ったので、いまだに、なんだったんだろ?あの人はと時々思い出します。
と、まぁ~前置きが長くなりましたが、裁判所での面談は、10分くらいで終わりました。
内容は、提出した書類の確認と、自分が、思っていることを言うことでした。
まぁ~要するに反省の弁を述べれば良いということです。
そして、
「今回が、破産手続きが通っても、次はありませんよ。」
と釘をさされて。家路に着いたのでした。
その日から約1週間後に、自己破産が通ったことが、書類で送られてきて、かなり安心しました。
これからは、地道にやっていきます。
この体験談を読んだ方で、まだ、借金で首が回らない方で、1回も自己破産をしたことが無い人は、トライする価値はあります。
ちなみに、司法書士事務所で全国対応の「新大阪法務司法書士事務所」に頼むと25万円~だそうですが・・・。
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