ローン返済が苦しい時の任意売却
せっかく建てたマイホームに住み続けられない方が増えています。
一生に一度の大きな買い物であるマイホーム。
これで子どもの成長も自分たちの老後も大丈夫。
そうホッと安心したかもしれません。
ところが長引くデフレやリストラの嵐に巻き込まれ、住宅ローンが返せなくなる事態があとを断ちません。
「ローン返済は借主の責任だから」
「せっかく住み慣れた我が家を手放したくない」
そんな気持ちを抱えたままズルズル月日がたってしまい、最終的には競売で家を失ってしまうのが現実なのです。
そこで救いの手として知ってほしいのが「任意売却」です。
任意売却は競売とは違い、自分の意思で家を売却することができるのです。
引越し費用が出せる場合もあります。
場合によっては、マイホームに住み続けられることだってあるのです。
まずはこうした悩みを抱えた人がたくさんいることを理解してください。
そして考えたくないと思いローンや競売という現実を忘れてしまうとどうなるかも知ってください。
住宅ローンの支払いが苦しくなっているのであれば、収支シミュレーションをしてみましょう。
ローン完済まであと10年？20年？それ以上あるでしょうか？
今を乗り越えれば苦しさは収まりますか？
返済プランの変更をしたり、任意売却を検討したりと対策はいろいろあるのです。
たとえすでに裁判所から競売開始決定通知が届いているとしても、できることはあるのです。
大切なのは少しでも有利に自宅を売却し、自分の意思で生活を立て直していくことなのです。
そのために任意売却という方法が役に立つことを知って欲しいと思います。
